はじめての出産を控えている方にとって、保活は「よくわからないけど大変そう」なものだと思います。私も当時は何からはじめたらよいのかわからず、とりあえずネットで調べてみたもののなかなかイメージがつかめず・・。最終的には目指していた1歳4月入園ができましたが、のんびりしていたら失敗していたかもしれません。
ここでは私がその時どんなスケジュールで何をしたのかをご紹介します。これを見て保活について具体的なイメージを持っていただけたら幸いです。
私が住んでいるエリアは保育園の入園枠に余裕がある地域だったため、
育休を延長して一歳4月入園を狙うことができました。
激戦区にお住みの場合は0歳4月入園を狙う方が安全です!
早めに情報収集をして見極めておきましょう。
保活の流れ (11月生まれの場合)
保活は「情報収集」「見学」「手続き」の3つに分かれます。
まずはおまかに、11月出産した私が保活をした時期としたことを表にしましたのでご覧ください。
時期 | 状況 | したこと | 保活の区分 |
---|---|---|---|
~ 9月 | 【就業中】 | ・ネットで保育園の情報収集 | 情報収集 |
10月 | 【産前休】 | ・保育園見学 ・来年度の利用申込案内の冊子を手に入れる | 見学 情報収集 |
11月~ 翌年6月 | 【出産】 【育休中】 | ・ネットで保育園の空き状況や一時保育施設をチェック | 情報収集 |
翌年7月 | 【育休中】 | ・一時保育利用 | 見学 |
翌年10月 | 【育休中】 | ・11月入園申し込み(ここでは落選する) ・来年度の利用申込案内の冊子を手に入れる | 手続き |
翌年11月 | 【育休延長】 | ・4月入園申し込み | 手続き |
翌々年1月末 | 【育休中】 | ・4月入園申し込み結果(郵送) |
産後10か月までは基本的には「情報収集」と「見学」をします。
産後11か月に入園申し込み(落選希望ですが)をするので、それまでに志望する保育園を絞っておきます。
ポイントは、
①出産前に見学を複数しておくこと
②出産後に一時保育を利用すること です。
詳細はこの先の項目でお話します。
11月生まれだと、1年の育児休暇明けでの入園申し込みのあとすぐに、
1歳4月入園の申し込みがあります。
会社にはそのたびに就労証明書を依頼することになります。
※パパの分も必要です
就業中にすること(情報収集)
就業中は無理せず主にネット上で情報収集をします。
この時期に掴んでおきたいことをまとめました。
- 通える範囲に保育園がいくつあるか調べ、
Googleマップなどで通園にかかる時間をシミュレーションする。 - 住んでいる自治体のサイトで保育園の空き状況を調べ、
通園可能な保育園の「入りやすさ」を調べる。 - 見学をする保育園の候補をリスト化しておく。
自治体のサイトで利用調整指数表を検索し、自分の世帯の点数が何点になるのかも確認しておきましょう。
各保育施設の内定点数も掲載されているので、1歳4月入園にしても入園の可能性があるかを見極めておきます。
産前休暇中(妊娠中)にすること(情報収集・見学)
出産後に子供を連れて保育園見学をするのは想像以上に大変です。
時間通りに動けることはほぼないですし、落ち着いて話をきくこともできません。
見学は妊娠中がおススメです。産休に入ってすぐ始めましょう。
- リスト化しておいた保育園に直接連絡し、見学予約をする
- 見学に行く
- 来年度保育施設利用申込案内の冊子を入手する
臨月になると軽く運動した方がよいと言われています。
保育園見学がてらにウォーキングをするのがおススメです。
ついでに徒歩圏内にある公園や小児科、子育てセンターの場所などを確認しておくと、
産後に役に立ちますよ。
利用申込案内の冊子はだいたい10月頃に来年度分が配布されます。(自治体によります)
ネット上でも公開されていますが、手元に置いておきたい人は冊子でもらっておきましょう。
冊子は保育施設や役所でもらえることが多いようです。(自治体によります)
役所にもらいに行き、その時に手続きについてわからないことを聞いておくとよいですよ。
産後にすること(情報収集・見学)
- ネットで保育園の空き状況を確認する
一時保育、子育て支援室、園庭解放をしている保育園をチェックする - 一時保育、子育て支援室、園庭解放の利用申し込みをする
(園庭解放などは申込不要の場合もあります) - 一時保育、子育て支援室、園庭解放を利用する
一時保育は生後半年から利用可能となる保育所が多いので、入れたい保育園で利用ができるのであれば利用してみましょう。
実際に預けてみると見学しただけでは見えない実情がわかりますので、一時保育の利用はおススメです。実際に私は一時保育で利用した保育園に入園させました。
まだ預けることに不安がある場合は、子育て支援室や園庭解放を利用して
保育園の様子をみることもできますよ。
一歳0か月入園申し込み(手続き)
いよいよ申し込み手続きです。
一歳0か月入園申し込みで落ちたい場合は、
空きがない保育園を狙って申し込む必要があります。
自治体によっては、育児休暇延長したい旨を
伝えると、選考から外してくれます。
そういった対応が可能かは自治体によるので、
電話で事前に確認しておくとよいですよ。
- 職場に就労証明書の記載を依頼する
※ママとパパ両方必要 - 必要書類を揃え、役所へ申し込み手続きに行く
※郵送でも可能ですが、落としてほしい場合は窓口で手続きすることをおススメします
役所から不承諾通知が届いたら職場へ連絡し、育児休暇の延長をします
一歳4月入園申し込み(手続き)
- 職場に就労証明書の記載を依頼する
※ママとパパ両方必要
※前回のとは別に再度取り付けが必要 - 必要書類を揃え、役所へ申し込み手続きに行く
結果は1月末~2月に通知されます。
万が一落ちてしまった場合は二次選考に申し込みます。
まとめ
保活のイメージがつかめたでしょうか?
ポイントは、早めに情報収集することと、産後の動きづらさを考慮して、なるべく妊娠中に見学を済ませることです。
悪阻などで動けない方は妊娠中はネットでの情報収集のみにして、
産後に少しずつ見学に行ってください。
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